ロッテルダムの賃料が高騰
オランダの不動産賃貸サイトParariusによる2017年Q4時点の住宅調査報告によると、ロッテルダムの平均賃料がデン・ハーグを超えたと発表した。
ロッテルダムの港湾エリアでは過去12ヶ月間で新規契約時の平均家賃は12,65%上昇し、デン・ハーグでの平均平米単価15,82ユーロよりも17セント上回った。
また、ロッテルダム中心部ではアムステルダムの平均平米単価19,42ユーロに追いつきつつあるとも伝えている。
ロッテルダムは最近特に人気が高く、賃料が高いアムステルダムの代わりとしてこのエリアに住む人口も増えているなどが賃料高騰の原因となっている。
アムステルダム・その他の地域の状況
アムステルダムは新規契約時の平均平米単価は22,79ユーロ(月額€1500で65平米以下)と、依然として最も賃料が高い地域ではあるが、年間での賃料上昇率は2,3%と少し落ち着きつつある。
その他オランダの地域で賃料が8%以上の上昇していたのが、Nijmegen、Enschede, Den Bosch, Eindhoven, Tilburg
これらの上昇が見られた地域とは逆にFriesland(フリースランド)やDrenthe(ドレンテ)では家賃が下がっている。
これらの都市ではプライベートセクターで平均平米単価は9ユーロ程度となり、20,66ユーロのNord-Hollandの半分以下になっている。